【オリジナル日本酒 お披露目&振る舞いの宴】
卒業生に贈る日本酒がつくりたいと、宗玄酒造さんに相談させていただいた日から約2年。ついにみなさんに完成品をお披露目する機会が訪れました!開会前、金沢21世紀美術館内の「Fusion21」には、受付で配られたふるまい酒を手に、ゆっくり過ごす参加者の姿がありました。
記念すべき式典は鏡割りでスタート!その後、のうか不動産の西田侑真から今回の日本酒づくりのきっかけを説明させていただきました。そうなんです、きっかけは彼だったんです。彼が大学時代に宗玄酒造のイベントに参加してとても楽しかったこと。ぜひ学生さんにも体験してほしいと感じたこと。体験してもらうだけじゃなく、日本酒を作って卒業生に差し上げたいと思ったことなど、涙ながらに(笑)語ってもらいました。
今回のプロジェクトではラベルデザインコンペに初挑戦しました。全国の学生さんを対象に広く公募し、69点もの作品が集まりました。課題として取り組んでいたいただいた専門学校もあり、社会的意義もあったのかもしれないなと感慨深いです。応募作品全体の総評や大賞作品の選考理由などを、金沢を拠点に広告や商品、店舗、企業ロゴ、webサイトなどを手がける、グラフィックデザイナー の笠間理夏子さんよりご説明いただきました。制作意図が伝わってくる作品がたくさんあり驚かれたそうです。たくさんのご応募ありがとう!
大賞を受賞されたのは、金沢大学人間社会学域地域創造学類3年の佐藤真歩さんの作品「まめだるま・みどり」です。コンセプトは「大学生活を思い出すだけではなく、あたらしい生活に聞けて目標や決意について語り合ってほしい。その目標が達成されて目が書き加えられることで、だるまは完成する」というもの。金沢を回顧しながらも、前向きに人生を歩んでいってほしい。目の付けどころがすばらしい!お約束していた副賞10万円も無事にお渡しすることができました。無駄づかいしないでね。
その後は、宗玄酒造金沢営業所長の淺田星太郎さんへの一問一答や、参加者のうち卒業生数名から、大学時代の思い出をうかがったりと、たのしい時間を、おいしい日本酒をいただきながら過ごせました。卒業生代表の金沢大学 理工学域 電子情報学類 4年砂原路万くん、中締めの挨拶ありがとうございました!たくさん日本酒いただいてすこし二日酔いになった翌日だったのでした。
2020.2.20 sat 18:00-20:00
at Fusion21